2007.12.27
イタリア、すべての公共施設に太陽光発電 2007年12月28日
イタリアのプローディ首相は27日の記者会見で、2008年を同国の「緑の年」とするとした上で、今後すべての公共施設に太陽光発電用のソーラーパネルを設置することを決めた、と述べた。
設置は08年から学校などで始めるが、博物館などの歴史的建造物は対象から除外される。すべての施設に設置し終える目標時期などは明らかにしなかった。
同首相率いる中道左派連合には、環境対策を主要な公約とする緑の党も参画しており、プローディ政権はこれまでも環境問題への積極的な取り組みを公言している。
首相はまた、今後3年間で政府のオフィスのすべての電球を電力消費量の少ないタイプに替え、その後、消費量の多い電球のイタリア国内での販売を禁止する考えも明らかにした。
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2007年12月時点
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