合同テニス親睦会、マイクロジェル・ラジカルMP、デビュー戦
知り合いの9チームが集まって親睦テニス大会が開催されました。
今回は、ヘッドのマイクロジェル・ラジカルMPのデビュー戦なのですが、かなりいいです。緒戦を勝ち、つぎも勝ちということでラケット性能のアツプで拾ったポイントもたくさんありました。
・スマッシュが思い切り打てる
スマッシュの振り抜きか非常にいいので自信をもって振り抜けます。また、芯でとらえたときの破壊的な音が気持ちいいです。
・サーブでフラットも武器になった
前のラケットが5年も使ってヘタッていたせいか、フラットが飛び過ぎていたのですが、このラジカルにしてからは、打ち過ぎたかと思ってもちゃんと入る、というシーンが何度かありました。そのため、長いあいだ打たなかったフラットサーブも織り交ぜることができ、ポイントアップにも貢献しました。
・ボレーのブレが減った
ボレーでは、チャンスボールで相手の前衛の足下、ストレートに打つことが多いのですが、芯をはずしても、コースがちゃんとブレずに飛んでいきます。これは美味しいです。というのもチャンスのときにリキんで芯がぶれることもあるのですが、このラケットならスピードはともかく、方向がぶれないのでサイドアウトにならずに、ポイントを取れるのです。
・ストロークでもストレートのブレが減った
リターンやアプローチでは、攻撃するときにストレートに激しく打っていくのですが、サイドアウトのリスクが減りました。これも大きな武器です。いままでサイドアウトしていたポイントが逆にこちらのチャンスに変わるのですから勝ちにつながるショットが増えるということです。ストレート打ちが好きな人にはオススメかも。
さて、親睦大会の結果は、わたしの参加したチームは5位(9チーム参加)でした。いつも指導してくれているG監督のいるチームが優勝してました。わたしは、すべて男子ダブルスに参加して個人的には3勝1敗で満足のいく結果でした。
レシーブのよい相手と対戦したゲームがあって、ここに負けたのが残念ですが、このときの教訓を生かして、試合中に「劣勢から回復する考え方」についてまとめました。こちら。
フェデラーのプレーから学ぶ
・超ライジングのフォアハンド
ライジングを打つことで相手に守備の時間を与えない。
リターンでは相手が1stボレーをする位置を半歩後ろにすることができる。
これはリターンのスピードアップをしたことと同じことになる。
・ぐりぐりスライスのバックハンド
回転がハンパでないのでネットぎりぎりでもそのままネットを越えて相手コート深く到達して、しかも滑り弾まない。弾まないので相手は高い打点からハードヒックできない。
これ、すごく重要と思います。
相手のサーブがバックに入ってくるとき、高く弾みますが、これを高い打点でスライスで押さえ込み、相手コートに低くおとせば、相手はいやがるはずです。
自分はいままですべて順回転で返すようにしていましたが、腰から上のボールはなかなか苦労していました。
今後は、腰から上はスライスで滑らせる、というのを重点的に練習しようと思います。
夜錬、その2
中級レベルで8人とダブルス形式で練習。4試合。
短いボールをワイパーでアプローチを打ってネットに詰めるという得意のパターンが非常にやりやすい。
ストレートへのパッシングが左右にぶれない。
スマッシュの爆発的な音とスピードは快感。
ヘッドがスムースに走るという感じがする。
ボレーのコントロールもしやすい。
このマイクロジェル・ラジカルにして戦闘能力が上がったと感じる。
HEAD マイクロジェル・ラジカルMP、ついに導入
ガットはゴーセンのゴーセン・ミクロスーパー16の1.30mmにしてます。このガットにしたのは、ガットが主張しないからラケットの比較がしやすいだろうと考えたからです。
張り上げの状態で310グラム。
前のハイパープロスタ6.1は360グラムなので50グラムも軽い。
けっこうスピンがかるなあという印象。バックでも順回転がかかりやすい。
■ストローク。
・フォア、バックともにラケットが固い印象ですが、プロスタと同様、しっかり回転がかかってコントロールしやすい印象です。
しなる感じはぜんぜんないですが、そのほうがぶれないような気がします。厚く当てて回転をかけていくラケットです。
・相手のネット際にグリグリと落とすヘビースピンも打ちやすい。
・短いボールに対してワイパー気味に回転をかけて前にいくショットも打ちやすい。飛びすぎずないのでアウトはほとんどなしという印象です。
・ただし当てるだけの振り方だとぜんぜん飛びません。
ちゃんと厚くコンタクトしてひっぱたくような打ち方が向いてます。
・バックのスライスは、かなりいい回転がかかります。特に外に逃げるような回転をかけて相手のフォア側に流しこむと、バウンド後に相手から逃げていきます。これは武器になりますね。
・走らされてやっと届いたボールに対してバックのスライスで返すときの飛びがよいです。プロスタだとネットしていたのが、ラジカルではネットを越えて返りました。
・ストロークを打つときの、ヘッドの走りがいいかんじがします。やっぱプロスタより50グラムも軽いからでしょう。
・ただしスイートスポットを外すと振動はけっこう硬いものがある。
■ボレー
・相手の速いボールにはしっかりブロックして打つのですがプロスタ同様コントロールしやすいです。飛び過ぎもありません。
・しかし相手から力の無いゆるゆるのボールが来ると要注意です。
こういう力のないボールには、自分からラケットを操作して、ちゃんとボールを運んでやらないと飛びません。
これは50グラム軽いことが関係していると思います。
・運ぶようなボレーが向いているのかもしれません。
■サーブとスマッシュ
・プロスタに比較すると、抜群に振り抜きがよくて、回転をかけやすいです。
思い切り振ってもすっぽぬけることがなく、1stサーブが入る確率が高くなりました。
振り抜きのよさは、50グラム軽いことのメリットだと思います。
・そして、スマッシュで芯を食ったときの爽快感はいままでのラケットのなかでピカイチです。
■ダブルス
・サーブアンドボレーは問題無し。
・ハードヒットする人には対戦しやすいラケットです。ストロークもボレーも打ち負けません。プロスタより軽いので振り遅れることは少ないです。
・あまり打ってこない人、ゆる〜いボールの人とは戦いにくいです。特にボレーはしっかり運んであげるかんじが必要になります。当てるだけのボレーでは飛ばないです。
・ダブルスでよくある短いボールを叩いてネットを取るという戦法が簡単になりました。
・サーブとスマッシュが打ちやすいので、楽しくなります。
・軽いので長時間でも腕の疲労が少ないです。これは助かります。
全体的に好印象でお気に入りのラケットになりそうです。